「あ、あれ?道まちがってへーベル湖まできちゃった。どうしよ、いつもの採取地じゃないし・・・。」
エリーはへーベル湖で迷っていた。
突然茂みから剣士がでてきた。
「お前は・・、魔物?!」
剣士はエリーのことを魔物と勘違いして襲い掛かってきた。自分が魔物でないと言おうとしても剣士はきいちゃいない、もうだめとおもったそのとき。剣と剣の衝撃の音がきこえた。
「ちがう!こいつは魔物じゃない!薬でこんなになってるだけだ!」
エリーにむかってくる剣をうけとめたものはダグラスだった、今のちっぽけな体で今の身長を超える剣で大人の力をうけとめていたのだった。
「お前・・・。ダグラスか?!」
剣士が剣をさやにもどしてきいた。
「へ?もしかして・・・。ウィニーか?!」
この二人は知り合いだったらしい。
無事工房に着いたエリーとダグラス、そしてお客さんのウィニーだった。
「いやー、悪かったな 、でもダグラスがこんなかわいいこを口説いたのか?」
今のウィニーの言葉にダグラスはおどろいた。
「くくくく、くどいてなんかねぇ!!!! ただ一生守ってやるっていっただけだ!!!」
「やーだーなー。それがくどき言葉なんだよ☆」
エリーが赤くなる、エリーダグラス共、恋愛系にはカタツムリ以上に鈍いのだ。
そしてウィニーが帰って寝ることにした。
「おやすみ。」 エリーは隣にダグラスがいることを気にせず寝てしまった。
(くっそー、エリーのやつは恥ずかしいとかおもわないのか?!)
その夜ダグラスは深夜まで眠れなかったとか・・・。
翌日☆
「んーーーーー、いったっ(ばたんっ!!!)ふえぇ。あ、もどってる」
エリーはベットから落ちた、そして起きた、体がもとにもどっている!
ダグラスも実寸代にもどっていた。そのせいでエリーはベッドから落ちたのである。
その後エリーがとめる間もなくダグラスはマリーとクライスをこっぴどく扱いたそうです。
そしてダグラスとエリーはお互いのちっちゃいサイズのことをおもいだすと、とてもご機嫌になっていて、頭の中で(あのときはすっごくかわいかったな)とかおもっちゃったりなんかしちゃっているらしいです。
元のサイズにもどった次の日エリーに
「どんな姿でもお前を守り通すからな」
とかダグラスがいったらしいです。
≪作者様のコメント≫
時雨 葵でしたー!
≪綾姫より≫
はぁ、やっと終わりました。
初めてかいたパソコン小説なのであせりました。
またいずれ書きたいとおもいます。
時雨葵さん、楽しいお話をありがとうございました。
綾姫の小説「若返りの妙薬」、「復讐の嬉劇」の続編として書いていただいたそうです。
妙薬、大活躍(笑)
しかし、マリーさんと一緒にいたずらするとは、このお話のクライスは愉快な人ですね。(笑)
でも、エリーとダグラスは自力では中々恋愛進展しそうにないし(なんと言ってもカタツムリ以上の鈍さですから。笑)周囲がちょっかいを出したくなるのもわかります。
どんな姿でいても守る!とちっちゃい体で向かっていくダグラスがいいですね。
ダグエリがかわいいカップルに仕上がってて、とってもほのぼのしましたv