「へいあんおんしじょそうらんき」、と読みます。
第一部を未読の方は、そちらからご覧ください。 感想は、掲示板か郵便局へどうぞ。
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一、出会い 時の東宮、隆幸は、母の綾姫に勧められ、 お忍びで単独、市へ出かける。 そこで、迷子になった夕姫に出会う。 隆幸は、身分を明かせないまま・・・。
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二、揺らぎの合図 夕姫への気持ちを恋だと指摘され、 本当にそうなのだろうかといぶかる隆幸。 一方、夕姫は隆幸の市での反応に 戸惑いを隠し切れず・・・。
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三、文便り 朝姫は、夕姫に文を送る。 夕姫は嬉しく思うも、自分に届いていた 文の真意を知って戸惑う。 一方、夕姫の返事をもらった朝姫は・・・。
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四、膳 隆幸のもとを三人の有力者が訪れる。 大納言浜晃、左大将石洋、権中納言西豊。 彼らは花見の宴を提案する。 それは実質、妃選びの宴で・・・。
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五、宴の夜 宮中で、姫たちを招いた宴が開かれる。 華やかな席から離れた隆幸は、思いがけず 具合の悪そうな夕姫と再会する。 隆幸は夕姫を介抱するが、心は揺れて・・・。
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六、春思い ふさぎこむ夕姫を心配する浜晃と洋子姫。 一方、隆幸もひどくふさぎこんでいた。 隆幸を心配する朝姫は、成樹に訴える。 成樹が様子を見に行くと・・・。
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七、返歌 隆からの文に心惑う夕姫。 一方、真国から隆についての話を聞いた 浜晃は、夕姫の裳着を決意する。 その頃、隆幸は・・・
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八、裳着 夕姫の返事に心を浮き立たせる隆幸。 夕姫の裳着を待って、行動を起こそうと 決意する。 ところが、夕姫の裳着の後・・・
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九、被装束 夕姫の急な結婚話に驚く隆幸。 隠された意図に気づいた隆幸は、 阻止するために綾姫の協力を得て、 ある策を・・・
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十、恋合わせ 真国の所業に惑う夕姫。 大納言家に乗り込んだ隆幸。 恋の真実を悟った夕姫は 意を決して・・・
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